目的

事務所方針

 人建築事務所は建築を通じ、地域社会にやすらぎと活力を与え、子どもたちの笑顔と夢・おとなの確かな生きがいを応援し、心豊かな社会つくりに貢献します
 


主宰者メッセージ

 

ヒューマンソーシャルアーキテクト 一級建築士 一級建築施工管理技士 工学修士(建築学) 

木造耐震診断・耐震改修技術者 既存住宅現況技術者

一般社団法人建築よろず相談支援機構専務理事 公益社団法人日本建築家協会東海支部愛知地域会会長補佐

愛知建築士会名古屋みなと支部常任理事 

 

 このメガネは、白内障手術をしたあとに埃が入らないようにとかけていました。今では手術をして視界良好です。くもりなきまなこで、しっかりとしたしごとをしていきたいものです。

 

 最初の家は現生人類の祖先クロマニヨン人が建てたといわれています。今から約2~4万年前、マンモスの骨を柱にして獣皮で覆ったようです。現生人類の赤ちゃんは未熟な状態で生まれ成長も遅いため、安全なシェルターが必要でした。逆にいうとそのような環境をつくれたから、現生人類の脳は大きく発達し進化してきたともいえます。

 洞窟から出て家を建てたわたしたちの祖先はは集落を形成していたようです。氷期の中で大型動物が姿を消し、いくつかの方法を試した結果だそうです。かなり安定した永住可能な本拠地をつくり、共同体を形成しています。分業をし、原始的農業の元となるような植物の採取を行い、オオカミの家畜化(犬)もこの頃行っています。

 その後訪れたヴェルム氷期ヤードリアス期(およそ1万3千年前)は、約10年のあいだに気温が約7.7℃以上降下し、多くの生物が絶滅しました。現生人類と同時期に生存していた旧人(ネアンデルタール人)はこの時期に絶滅したといわれています。

 旧人も現生人類の真似をして家を建てたようですが、彼らは上気道が短く、分節言語を発する能力が低かったといわれています。明確な言葉をしゃべれなかったのですね。そのことは、情報伝達が不正確なだけでなく、私たち設計者が言語をもとに構築する過程を考えてみると、物事を構築する能力が低かったのではないかと思われるのです。

 ですから、旧人は家をつくる真似はできても、自ら考え構築することができなかったのではないかと推測できます。集落も、社会も複雑な構築は無理であったのでしょう。

 建築とは、人間の活動する周辺環境を整理して構築することだと考えています。住宅であれば家族の活動する周辺環境を整理して構築するということです。建築とは、人間の活動の可能性を創造し構築することでもあるのですよね。

 


事務所沿革

2006年
一級建築士事務所 人建築事務所に改称
1993年
一級建築士事務所 JIN建築事務所設立