吉田松陰は、いつ出られるともわからぬ獄中において4年間で1,460冊もの本を読んでいます。「獄にあっては獄の中でできることをする。獄を出たら、出てできることをする。」といっています。ひたむきに今の自分にできることを全身全霊をかけて行った吉田松陰は30年という短い生涯を死罪によって閉じることになります。
ところが彼の遺志を継ぐ弟子たちによって、近代国家の幕開けへと日本が導かれていくのです。ピーター・F・ドラッカーをして、明治維新は人類史上例のない奇蹟だといっています。吉田松陰のどのような言葉が人を動かし、人類史上例のない奇蹟へと導いたのか、これを建築設計者の立場で学び、建築設計のプロセスや現場監理のマネジメントに活かしていきたいと思います。
005 人はみなちがう才能がある
006 目先の損得勘定に惑わされるな
007 失敗の向こう側
008 どんな時も!
009 我が人生に悔いなし.....